Fujifilm FinePix S5pro


レンズにマスクを加工装着して素子以外へ拡散する不必要な光線をカットする工夫をしている途中でのテスト画像です。
このページは、レンズによる写り方の違いが解るカットを並べてみました。
レンズには不必要な光を遮るマスクを装着しております。
マスクにより、フレアや画角外の影響を及ぼすハレーションや反射をカットしております。
フレアの出やすいD-レンジ/400%に設定。トーンはメディアムソフト。その他の設定はSTDです。陽光の下では意識的に逆光気味に撮っております。縮小のみの無修正画像です。RAWではありません、JPG保存の元画像です。



411*Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF 411a*SIGMA 30mm F1.4 EX DC ASPHERICAL HSM
2カットとも室内蛍光灯の明かりである。開放F値である。シグマは寒色系の色合いでプラナーは暖色系だ。タムロンのようなマゼンタがかぶることもない。強い太陽光の下で彩度の高い花などでなければシグマも色飽和を起こさない。ハレーション気味にカブルのがプラナーだが解像力はイイ。元々デジタルカメラでなくとも輝度の高いコントラストのある被写体はむつかしいものだ。記録のための撮影に、F/1.4は価値がある。フラッシュを使用せずにありのままを撮ろうとするときの開放F値の明るさは有りがたい。私にとっては背景のボケかた等は、気にしない。とにかく、状況が記録できれば、私にとっては写真である。


シャクナゲの撮影時はピーカンの陽光下であった。
花びらに反射の一番強い角度から撮っています。

412*AF Zoom NikkorED 18-35mm F3.5-4.5D(IF) 412a*AF Zoom Nikkor35-70mm F2.8D
輝度彩度の高い濃いピンクである。
直射日光を受けて見た目もまぶしいのである。
フィルムでもイイ写りのレンズであるがデジタルにハナハダ相性が良いらしく情感豊かな描写である。キレコミも一流だ。
現在は生産終了のレンズであるが、解像力描写力とも群を抜く優秀なレンズである。信頼の置けるレンズ。色の描写は秀逸。35mmがマクロポジションでMicroレンズに変化する。私は28−70mmよりもコチラが気に入っていてよく使う。


413*AF Nikkor 85mm F1.4D 413a*SIGMA 30mm F1.4 EX DC ASPHERICAL HSM
ニコンレンズの中でもハレーションやフレアの起こりやすいレンズである。コノレンズを使うときは設定をコノレンズ用に変更せねばならない
状況によりしばしば露出オーバーになりやすい。
逆光やハレーション、フレアには結構強いので太陽の位置など考えていられないような記録撮影には使えるのだが露出オーバー目の写りであるため明るい部分や反射している箇所が完全に飛ぶことがある。階調不足にもなりやすい。撮影時にアンダー目に設定を変更する必要有り。


414*AF-S DX ZoomED Nikkor17-55mm F2.8G(IF) 414a*Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF
2枚ともオートで撮っているがプラナーはオーバー目に写る。ニコンのほうは後処理のしやすい露出である。
実際に見た感じのまぶしさが写っているのはプラナーの方なのだが。


415*Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF 415a*AF Micro Nikkor 105mm F2.8D
コーティングが少し弱いのかなとも感じられる。実際に目で見た感じのまぶしいハレーションは残した方が写実的だと思いマスクを調整してある。 60mmと105mmはNikonレンズの中でも特別にキレコミがよい。色のにじみも少ない。近頃の流行でコントラストで解像力を補っているような処もない。描写がカチットしていて質感は緻密である。情感の描写が豊かなレンズである。


416*SIGMA12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM 416a*AF-S DX ZoomED Nikkor17-55mm F2.8G(IF)
シグマのコノレンズはイイレンズだと思う。
使う割合いは小振りでF4通しのトキナー12−24の方が多いのだが。
DX17-55は全く破綻のない写りである。ニコンデジタル機の標準レンズである。コノレンズだけは必要なレンズである


417*SIGMA12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM
417a*Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF
コノレンズはゼラチンを挿入するところへマスクを挿入している。マアもともとフレアのカブリは少ないレンズである。逆光で完全にレンズは陽光にさらされているし太陽もギリギリにフレームに入っている。 プラナーはノーマルではフレアの影響が極端に激しいのだがファインダーに太陽が入っていなければ撮れなかった逆光も関係なく写せるようだ。キレも良くなった。もともと描写力も良い、レンズ枚数も少ない単焦点レンズである。使いかた次第で評価は分かれる。使えない人には使えないレンズだろう。
解像力の評価も人によってマチマチである。解像力と描写性は別物である。


418*AF Zoom NikkorVRED 70-200mm F2.8 418a*AF Nikkor 85mm F1.8
ロングから200mmで狙う。
この重い長いレンズをイキアタリバッタリのスナップで使うことは滅多にない。VR200F/2.0にしろVR80-400にしろ被写体が決まっているときにしか持ち出さない。この猫は庭へ遊びに来る猫だがある程度の距離以内へは近づいてこない。
自分的にはVRのない80-200(N)のほうがキレコミは上のように感じている。どちらにしても色の再現性と描写は誠に正直で写実である。私にとっては理想的なリアリズムである。
コノレンズは陽光の下の輝度の高い花びらなどは適していないかなとも思う。色の再現が難しいときがある。
マアRAWで撮っておけばよいことではであるのだが。
 
さんさんと降り注ぐ太陽光の下では被写体によって、また色によってはレンズにも向き不向きがある。素材と色によってはドノレンズが向くのかもレンズ選択の課題だろう。


419*AF Nikkor 85mm F1.4 419a*AF Nikkor 50mm F1.4
コノレンズは華やかである、−−しかしスナップには使いにくい。
やはりポートレート用かな?
F/1.4と来れば安心できるレンズはこれだろう。
...35mmF2.0のほうがスナップには使いやすいかもしれない

 AFが効くというのはありがたいことだ。


420*AF-S DX VR-Zoom Nikkor18-200mm F3.5-5.6G (IF) ED 420a*AF-S DX ZoomED Nikkor17-55mm F2.8G(IF)
もともとフレアの出にくいレンズであるがキレコミ等で疑問だと言う声もあったがマスク処理をしてからと言うものキレもヌケも実に良くなったモノだ。しかし彩度の高い花びらの重なり合いなどはDX17−55や当然とは言えMicro60,Micro105には敵わない。とはいえお散歩スナップレンズとしての機能性は秀逸。
ボディ一台とレンズ2本だけの旅行は、迷わずにVR18-200mmとTokinaDX12-24mmが私の組み合わせである。
サブ機にNikonP5000か。

コノレンズは、お散歩レンズの価格帯ではない。
それなりに写りも秀逸である。

コノレンズの写りはチョット個性があるのだが安心できる写りである。
コノレンズと写実的な35−70mmF/2.8で撮ってウマク行かなかったら、Micro60mmでも105mmでもダメだろう。



420b*AF-S DX VR-Zoom Nikkor18-200mm F3.5-5.6G (IF) ED 420c*AF-S VRZoom NikkorED 24-120mm F3.5-5.6G(IF)
山の斜面で。、200mmでキイチゴを撮る。片手で構えているからVRがなかったら撮れない環境だ。
山のキイチゴである。結構ウマイのである
解像力がアマイと一部で言われていたようだがアマイ訳ではなくフレアによるカブリで有ろうと思う。ピントの合わせ方にも拠るのだろう。ボディの合焦精度との相性もあるだろう。実際S5proでコノレンズを使うよりもD2Hで使った方が描写キレコミは上である。単に合焦速度と精度の影響だけだと思うのだが。
素性はイイ描写のレンズである。結局はボディの合焦速度と精度によるところが大きいようだ。基本的にはフィルム機のお散歩スナップレンズの位置だと思う。デジタルのお散歩レンズVR18-200に対してのフィルム機版だと感じている。



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