2015/07/31



1791
Reflex Nikkor 500mm F

Nikon Df

Reflex Nikkor 500mm F8

ISO:2000__ss;1/500__f/8

雨降る中の、ユリを撮る。


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古いレンズである。使い始めて50年近く過ぎている。
ミラーレンズを知る人も少なくなった。
渓谷などで散歩しながら撮っていると、物珍しげにファインダーを覗かせて欲しいという人に出会う。
手持ちで、手ぶれ補正もない固定F8のMFファインダーは、初めて覗く人は目から酔ってしまいかねない。
ピントが合っているかどうかはフレーム全域のイメージ感覚である。

周辺減光とか、AFポイントの数とか、AFの合焦速度とかは無縁である。
このF値のままで、シャープなのか?、、、、、、
固定F値の8だが、、、、自分が合わせられれば、十分シャープである。
キレコミも独特である。
2線ボケ、3線ボケ、4線ボケ、リンクボケ、連鎖ボケ、、、、、、
フレームのどこにどのボケを持ってくるか?、、、、
ソレが楽しめるようになると、惚れ込めるレンズである。

デッサンリョクの確かなレンズ故、撮り手にもデッサンリョクを求めるような感じがしている。

色収差は、無い。
被写体との距離は、50M以上離れているのがベストな感じだ。
ミラーレンズは比較的に軽いので、三脚不使用が利点だが、
覗いているファインダーの中は、ブレまくっている。

マァ、MFの稽古には、最適な教材レンズかも知れない、、、、。


1791a

Nikon Df

Reflex Nikkor 500mm F8

ISO;3600__ss;1/500__f/8


1792


Nikon Df

Reflex Nikkor 500mm F8

ISO;200__ss;1/250__f/8

F値は「8」、、、開けることも閉めるコトも出来ない固定F値。
ゆえにファインダーから覗く被写体は暗い。
LVも効果的に使えないし、フォーカスエイドも浅い被写界深度ゆえアテには出来ない。
被写体からは70Mほど離れている。
撮られているのを意識させないのも、500mm望遠レンズの利点であろう。


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1792b

Nikon Df

カールツァイス マクロプラナー 50mm F2

ISO;6400__ss;1/160__f/4

Nikon Df

カールツァイスディスタゴン 25mm F2

ISO;900__ss;1/200__f/11


1793

Nikon Df

カールツァイスディスタゴン 25mm F2

ISO;900__ss;1/200__f/11

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毎年、年ごとに気温の暑さに閉口している。

車の外気温度計は市街地で43度、
山に入ってきて38度の日である。
小川も流れているので、木陰にいれば吹いてくる風は心地よい。

JTG_JT250トライアルマシン
現在の自分の競技車

っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっy゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛


1794


Nikon Df
カールツァイス マクロプラナー 50mm F2

ISO;100__ss;1/1200__f/2


1794a


Nikon Df
フォクトレンダーノクトーン58mm F1.4

ISO;100__ss;1/1000__f/4

マクロプラナー 50mm F2は、開放F値からカッチリとしている。
F値の変更は被写界深度の変更とボケ具合が主となる。

AFも手ぶれ補正も付いていない。

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ノクトーン58mm F1.4のキャラクターはプラナー5014に似ている。
開放からF4ぐらいまでの絞り値変化で、
フレアやハレーション、エッジのテリ、ボケ具合などなど、、、、
特に逆光を利用するときなどは激しく変化する。
それも美しい変化模様だ。
背景のボケ具合については扱いづらいレンズだという声は有るが、使っているウチに惚れてくるレンズである。
レンズキャラクターとしては、近頃の風潮の、デジデジのデジタリックな描写のレンズではない.。

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1794b


カールツァイス マクロプラナー 50mm F2

ISO;4000__ss;1/60__f/2

この子は18歳の誕生日を過ぎている。
ドクターが言うには人の年なら89歳になるそうな。
長く一緒にいると自分の分身のような気がしてくる。

犬も猫も撮り始めてから50年ぐらいが過ぎた。
長かったのか短かったのか、長くもあり短くもあり、、、、ただ、年月の流れは渓谷の流れのように早かった、、、、。

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カールツァイスのキャラクターは開放F値から切れ込むのだが
ピントが外れた近いところから遠くに行くに従い美しくなだらかにボケて行く。
NIKKORでは[5814G]が一部似た傾向を魅せるが、近景でのキレコミと芯のあるボケ具合はツアイスならではのモノだろう。

毛並みのふわふわ感は絶品である。
フジS5PROにNikkor200mmF2が、毛並みの描写では抜群であった。レンズの重さも格別だが、、、。

NIKKOR 3518G もスナップでは使いやすい画角ゆえにAFの手軽さもあり良く持ち出す。
おのずと ディスタゴン 3520/3514 も使っているから気づいてしまうのだが、ピントの外れたところからのなだらかなボケ階調具合の優しさは、
ディスタゴンの良さだな、、、と感じてしまう。
1.8Gシリーズは設計が新しいのか、価格を考えるとなかなかイイ。
3518は夜景の光芒がF値の変化で楽しめる。

AFにはAFでの撮影目的に適した付加価値があるから、AF3518Gも私には必要品ではある。
他のボディでもレンズは必要なので同等に近い焦点域のレンズはAF/MFの両方を揃えてある。

普段のスナップとは、自分にとっては感覚を衰えさせないための稽古みたいな位置づけになっている。
週一で行っているトライアルやゴルフの練習に似ている。

道具を使うモノゴトには基礎と基本がある。
写真の基礎は光と影を捉える訓練をすること。
基本は道具を使う以上機材の組み合わせの選択の感性が基本である。
被写体の撮りたい瞬間を記録するために、最適なレンズとボディを組み合わせる。

基礎が解っていると自然とレンズのキャラクターも解ってくる。
レンズのキャラクターに対する理解は、特に重要だと感じている。
光も影も、すべてはレンズ次第レンズ命。レンズの選択を誤ると捉えたくとも捉えられないのが実情である。

まぁ、モノゴトには、求めている目的(目標だけで目的が見えない人もいるが、、、、)と技量、感性、などのレベルの差異があるから、
レベルとセンスも人それぞれ、、、それでイイじゃあないかと、、、、
安易に妥協して言い切ってしまえばソレまでだが、、、、。

医者は薬師様の現世の化身。
音楽家は妙音菩薩の化身。
観世音菩薩、、、

画家や写真家は虚空蔵菩薩の現世の化身、、、、、、、
昔の人はいっていましたね、コンナ事を、、、、。

元気のない人たちを蘇生させてゆくのが現世の菩薩の行いと目的ならば、
伝えたいこと、伝えるべきコトは、自分が菩薩の化身と覚らなければむりなことか、、、、、。




1795

Nikon Df

カールツァイスディスタゴン 25mm F2

ISO;5600__ss;1/200__f/11
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強烈な夕立がやってきて、、、、降る止んだ後。
雷雨がどこかへ去って陽光が差してている。

ここかしこの雨水は、溜まらずにまだ流れている。

道は小川の状態から水たまりに変わりつつある。
気温が一気に上昇して水蒸気が立ち上って行く。

陽光が逆光気味で、、、イイ雰囲気である。


1795a

Nikon Df

カールツァイスディスタゴン 25mm F2.8

ISO;400__ss;1/200__f/11

広角マクロと言っても差し支えのない2528である。


1796

1796a

Nikon Df

カールツァイスディスタゴン 25mm F2

ISO;5000__ss;1/200__f/11


Nikon Df

カールツァイス マクロプラナー 100mm F2

ISO;200__ss;1/200__f/11
激しい雷雨が止んで急に陽が差ししてきている。
ロングの小広場に湯気が立ち上り陽の光が散乱している。
スポット光のような木漏れ日も拡散している。
今年のサルスベリはドウモ花の咲き方が乏しい



1797


Nikon Df

カールツァイス マクロプラナー 100mm F2

ISO;400__ss;1/200__f/2

猫は理屈を言わない。
人間と違い自己中のための論点のすり替えなど、絶対にない。
言い訳もしない。

猫の表現はシンプルだ。
それゆえに猫の気持ちは簡単明瞭に共感できる。
要するにコミニュカーがとりやすいのである。


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1798


Nikon Df
カールツァイス マクロプラナー 100mm F2

ISO;100__ss;1/400__f/11

今年もカンナが咲いた。
一株だけだが、増えもせずなくなりもせず毎年咲いている。


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1799

Nikon Df
カールツァイス マクロプラナー 100mm F2

ISO;100__ss;1/200__f/11

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1799b


Nikon Df

Ai NIKKOR 50mm F1.2s

ISO;125__ss;1/125__f/1.2

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Nikon伝統の 5012s である。

自分の被写体、撮り方との相性,技量が合えばバッチリのレンズキャラクターだろう。
生活記録やスナップではどうか?、、、、、、、、あまりお薦めしない。

ニコンには、5018Gと言う安価だがイイレンズが有る。描写に欲を出さなければスナップで不足は感じないだろう。

5012sの独特の周辺光量落ちは、たまらなく好みである。
開放の描写の独特の存在感と情感、情念。
意志と想いが、この姿形となって顕現しているかのような描写、、、、、、

コノレンズのキャラクターなのだが、

F値とボケの設定は、被写体及び背景との関係など、、、ボケをデザインするのは、、、気軽なレンズではないようである。
不可思議感のあるハレーションの捉え方。
F値開放の使い方が醍醐味のレンズである。
被写界深度は薄い。
開放付近では、5014プラナーなどと扱い方は少しは似た感じではある。
ただし、プラナーのすっきり感とは異なっている。


1799a

Nikon Df

カールツァイス マクロプラナー 100mm F2

ISO;110__ss;1/200__f/11


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1800

Nikon Df

カールツァイス マクロプラナー 100mm F2

ISO;120__ss;1/200__f/11



1800a

Nikon Df

Reflex Nikkor 500mm F8

ISO:800__ss;1/500__f/8


1800b

 フォクトレンダー 
APO-RANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus

ISO1400__ss;1/125__f/8

これも雨の中で撮っている。
雨の時でないと、雨に濡れた花は撮れない、、などと思いながら撮っている。

これは初期のアポランタ90である。
フードは金属製である。セットの仕方はディスタゴンなどと同じ仕組みである。
フジツボフードに変更された新型よりも。深いフードの長さだけ長くなる。

新型といえど販売終了して久しい。
ちかごろのオークションを見るとフォクトレンダーのレンズが投機の対象になっている感がする

マクロアポランタ125mmやアポランター180mmなどの再販がうわさ話に流れてくるが、
再生産して欲しいモノである。


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