menew-179

2015/06/09

相も変わらず、価格コム等の掲示板に、
NikonとCanonとの選択肢についてのカキコミをしばしば見る。
Sonyも混じればPentaxも混じる。
不思議にもFujiについてはFujiの掲示板以外ではアマリ触れられていないようだ。
色描写に関するカキコミでも、NikonやCanon板でFujiの秀逸な色描写に触れられていない。

レンズによる色描写の違いはDfでも顕著に顕れる。
人肌描写はやはりフジが秀逸。
レンズに関して言えば、ディスタゴン35mmなどはポートレートでは秀逸な色描写だ。ボケ方もイイ。

AFレンズとAFポイントのクロスセンサー以外の両端などのポイントで、甘さの不満を聞く。
それも、エントリー機とDXレンズでである。
ピントのキレコミに不満が出たら、MF専用レンズとソレナリのボディを選択するのが最良だろう。
AFはAFの長所が生きる動態被写体でソレナリのレンズの使用ならばベストの場合もあるが、
確実な一転へピントを持ってゆくのはMFの方が適している。
AFレンズの中にも、8514DなどのようなAFでも信用のおけるレンズもある。
基本的にAFはクロスセンサーで使うべきだろう。
しかし、AFの近接撮影は適していないように感じる。

1781

Reflex Nikkor 500mm F

Nikon Dｆ

Reflex Nikkor 500mm F8

ISO:200__ss;1/250__f/8

1970年あたりに購入したレンズである。
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写真というよりも絵を描く、写生する感覚で使うのに適している。
強烈な二線ボケ、リングボケ、アマリニモ薄い被写界深度、、、、、
テブレ補正無しの手持ち撮影の５００ｍｍのオモシロサである。

ss;1/250で珍しくアマリぶれていないが、ss;1/1000で通常は撮っている。
解像力がどうの、周辺光量がどうの、などと物理的なことに拘っていてはコノレンズは使えない。
レンズではあるが画材の感覚で使っている。

幽玄的な、ユーゲニズムとも言える描写を楽しめる人には、奥の深いレンズである。
使い勝っても、難しいし、気楽に使える道具とは言い難い。
まず、開放固定Ｆ８のピント合わせが、優しくない。
むかしのＭＦ専用機のファインダーは、覗きやすかったモノである。

スナップはすべてＭＦレンズを使っている現在、ＭＦレンズの専用ボディが欲しいと感じるようになっている。

周辺減光とか、AFポイントの数とか、AFの合焦速度とか、、、、、、無縁の境地である。
開放F値からシャープか？、、、、、、
固定F値の８だが、、、、自分が合わせられれば、十分シャープである。

色収差は、無いレンズである。

1781a

Nikon Df

Reflex Nikkor 500mm F8

ISO;500__ss;1/1000__f/8

1782

Nikon Dｆ

フォクトレンダーノクトーン 58mmF1.4 SL

ISO;560__ss;1/160__f/11

フォクトレンダーノクトーン 58mmF1.4 SLの色描写は、イイ。
フォクトレンダーのレンズは、どのレンズも色描写がイイ。
ピントとが外れた所の形が融けてボケて行く様子が、なかなかイイ。

1782a

1782b

Nikon Dｆ

AF-sNIKKOR 50mm F1.8G

ISO;6400__ss;1/125__f/2.8

自室の天井近くの高さに置いてある衣料の上が、このコの定位置である。常に上から観察している

5018Gについて、単にカリカリだけだという人がときどきいるようだが
プラナーのキレコミに比べればそれほどでもない。
けしてデジデジシャープなシグマアート系の描写ではない。
ムシロ秀逸なのは開放F値からの色描写である。
安価なレンズだが、驚くほど優秀である。
コノレンズの秀逸さを引き出せないとすれば、ボディとの相性が悪いのか、または道具の活用の仕方が解らないのか、、、、
要するにセンス次第なのだろう。

Nikon Dｆ

　フォクトレンダー　
APO-RANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus

ISO110__ss;1/1000__f/8

ドクダミだが、普通は一重だがコレは松かさのようなカタチをして咲いている。

ドクダミの花を取るたびに感じるが、花と葉の輝度差は悩みの種である。

この90mmは相性がよいので使用頻度が最も多いようである。

薦めたいレンズの筆頭である。

1783

Nikon Dｆ

フォクトレンダーノクトーン58mm F1.4

ISO;360__ss;1/160__f/2

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

５月１５日の誕生日で１８歳となった猫。
あっという間の１８年間だったが、密度は深い１８年だった。
人間の年齢では９０歳は過ぎているのだろう。
夜遅くなれば、もう寝よう寝ようと言う。
コチラの体調が悪い時は心配そうに世話を焼いて寝ていろと言う

冬はヨコで腕枕で寝ているので暖かいモノである。

午後から外出するときでも、ソレを朝から察知してうるさくつきまとって離れない。
飲み水が無くなった、お腹が空いた、、、トイレが汚れてきた、、、などは容易いコミニュケーションのウチである。
猫も１８年も一緒に居ると、姿形は猫だが、中身は何かの霊が乗り移っているような感じになっている。
お利口さんで可愛い猫だと他人は誉めるが、頭がよいと言うのとは違うようだ。

こだわらず、かたよらず、とらわれずの境地になれば、人も猫も、根は同じ所から生えている生命体であるから、本来はアタリマエの関係なのだろう

っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっｙ゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛

1784

Nikon Df
Reflex Nikkor 500mm F8

ISO:1000__ss;1/250_f/8

1784a

Nikon Df
Reflex Nikkor 500mm F8

ISO:1000__ss;1/360__f/8

ミラー５００mmのキャラクターが良く表れたカットだと思う。
アンジェニューというフランス老舗のレンズメーカーがある。
メインはシネレンズであるが、適度なフレアと情感の描写は生活空間の情念を良く写し出す。
当然ながら動きやアップを伴う被写体にデジデジシャープは不要で妨げにさえなる。
「被写体の抱く想い」や「世相」を目に見える被写体のカタチを通して記録するのが写真なのだろうと思う。

ミラー５００は、生きているモノの情感を、撮影者が感じ取ることさえ出来れば、
これは素晴らしい描写のレンズとなるだろう。

解像力、解像度、解像感、シャープさとか甘さ、、、、、、解像力曲線、、、、
デジタル的な尺度ばかりが横行する今日この頃だが、

被写体が内蔵する想いを、表に表れたカタチを等して記録するのであるから、
たしかにレンズとしての必要条件は揃っていたいとは感じるが、
デジデジカリカリシャープ感は必要条件なのであろうか、、、、。