2013/11/05


Nikon D610 のテストスナップより。
私にとってスナップとは、いざ必要な本番用の写真を撮るときに、光と影の感覚を鈍らさないための、基礎訓練のようなモノである。
ゴルフに例えれば、10/20/30/40ヤードを打ち分けるアプローチショットの練習みたいなモノかも知れない。


1531Nikon D610
AF-S NIKKOR 50mm F1,8G

ISO;320__ss;1/30__f2,5

リビングの蛍光灯の明かりで、、、、。
フジのプロビアのような写りである。
AWBは大きくコロブコトはなくなったようだ。


1532Nikon D610
Ai-s NIKKOR 24mm F2,8

ISO;500__ss;1/160__f2,

30年も前のレンズで撮る。被写体も同じく古いモノだ。

近々ニコンからイチガンレフの原型のようなFX機が発売されるようだ。
昔のカメラで育った人には、懐かしいと言うよりも手に馴染んで使いやすいデザインである。
フィルム機も、F100などはホールドし易いものだ。
デジタル機のボディは厚くなり太ってしまった。
電子部品を内蔵し保護するためには、おそらく必然的な形態なのだろう。

ポルシェが原型イメージを継承するように、ニコンも原型イメージを、販売戦略としても再認識したのだろうか。
ボディの厚さが薄くなるだけでも、私は歓迎したい。
そして、X−pro1のようにボディ上端部に設定ダイヤルを設けてくれれば、視認性もベストですべてダイレクトに操作できる。
感覚的で素早く、適切な設定へ、無意識に指が動くだろう。


1533Nikon D610
AF-S NIKKOR 24-70mm F2,8G

ISO;800__ss;1/160__f2,8__62mm

朝日が照ってコントラストの強い斜光だ。
朝日というのは、最も強烈なスポットライトのようだ。
扱いずらいライティングだが、ウマク撮れたときはイイ絵になる。


1534Nikon D610
AF-S NIKKOR 24-70mm F2,8G

ISO;200__ss;1/160__f22__42mm

同じく朝日が照り返っている。
空は晴れて雲もないが、オーストラリアのような限りなく深い青さではない。


1535Nikon D610
AF-S NIKKOR 24-70mm F2,8G

ISO;800__ss;1/160__f18__70mm

これも朝日でのスナップ。
このレンズは、結構イイレンズである。
VRは付属していないが、レンズの重量故か?テブレは少ないレンズだ。
機材の重量がブレ防止にも役に立つ。
概して、軽量ボディほど、シャッターブレは起こりやすい。
軽くとも、X100sなどのレンズシャッターは、振動が少ない。


1536Nikon D610
AF-S NIKKOR 24-70mm F2,8G

ISO;800__ss;1/160__f16__70mm

やはり強烈な朝日の斜光である。
写りの傾向は、デジタリックにシャープネスを上げて、解像感があるように見せかけた描写ではない。
NIKKORレンズのキャラクターでもあるのだろう。
このまま新聞用紙の様な紙にプリントした場合、エッジがハッキリ出ていた方が見やすいと思える報道写真のような仕上がりに、
なるのだろうか?、、、、、
と感じるほどの自然な柔らかい描写なのだ。
なを設定はSTDピクチャーコントロールである。

反対に、、、、強烈な陽も色転びがあってダメ、光量不足の日陰は緑色が全滅、、、、、というメーカーの機種もある。


1537Nikon D610
AF-S NIKKOR 24-70mm F2,8G

ISO;640__ss;1/160__f22__70mm

色づいたヒイラギの葉を朝日の順光で撮る
色描写は不足なしである。


1538Nikon D610
AF-S NIKKOR 24-70mm F2,8G

ISO;800__ss;1/160__f13__55mm
現在使用しているトライアル競技車、JTG250。2013年モデル。
逆光のポジションだが、レフ代わりに白いジャケットを着て撮る。
その程度で暗部は浮かび上がってくれる。


1539Nikon D610
AF-S NIKKOR 24-70mm F2,8G

ISO;800__ss;1/160__f10__48mm

モータースポーツの年間経費に比べれば、カメラはお金が掛からない。


1540Nikon D610
AF-S NIKKOR 24-70mm F2,8G

ISO;800__ss;1/160__f11__56mm

秋の森林。気ままにスナップ
気持ちの良い林間である。


1540aNikon D610
AF-S NIKKOR 24-70mm F2,8G

ISO;800__ss;1/160__f14__70mm

逆光での林。
かがやいている樹木の葉。
画素数が2400万画素になると、レンズも選ぶようだ。
コノレンズでもキレコミが不足している感じがする。
テブレにも過敏になる。
1600万画素ぐらいが良いのだろうか。
D4の素子は良い落としどころかも知れない。


1540bNikon D610
AF-S NIKKOR 24-70mm F2,8G

ISO;3200__ss;1/160__f2,8__70mm

家の中に3匹。家の外に1匹、当家の猫がいる。
この子は、日に2〜3回食事をしに帰ってくる。食事タイムで帰ってきたところをスナップ。
S5proの描写に少しづつ近づいてきている感じがする写りだ。
さほど明るくはない玄関先だが、開放F2,8のレンズたちならば、撮れる。
私が、F値の明るいレンズを求める目的は、光量不足対策に過ぎない。
ボケ味がドウノコウノなどは無用である。
大切に思うことは、、、「被写体の、撮りたいと感じた瞬間を、記録できたかどうか?」、、、、、これだけである。

そして、撮りたいと感じたモノは、被写体に顕れた「想い、情感、華、艶、風情、粋、生命力、、、」


ページINDEXへ

TopPage

Next155Page



inserted by FC2 system