OLYMPUS

2012-07-03
12-


オリンパス [OM-D E-M5]    オリンパスのミラーレス一眼。
入手するまでボディを触ったこともファインダーを覗いたこともなかった。
まずは最初、ファインダーを覗いてみると、ルーペで液晶画面を調べているような感覚である。
私は目がわるいせいかコノタイプのファインダーには弱い。すぐに頭痛とめまいがして酔ってくる。
ゆえにファインダーは無用となった。
もっぱら,フジのX100/X-pro1でも同じだがモニター使用のライブビュー撮影である。
OM-Dのモニターは上下から見られる可動モニターである、、、、、これはイイ。
M-Dを購入したのは、可動モニターナシのX-pro1では撮影にポジションの制約を感じていた、、、、と言うのが理由のヒトツである。
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私は、撮りたい被写体が思ったように記録されさえすれば、カメラの見た目のデザインには無頓着である。

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OM-Dの解像力は高いようだ、描写は良いほうだと思う。
そして、驚くほどの手ぶれ補正の強力さである。
艶のある描写とキレコミと高感度ノイズに関してはX-pro1が秀逸だが、合焦速度はOM-Dが秀逸。
レンズ次第だがキレコミの良い描写はS5pro、プリントしてみると感じるところだ。

D700のような高い平均点のような画調、とも異なる。

雨降りのアウトドアでの撮影では、水に強いOM-Dはイイ。
フルサイズと同等かそれ以上の解像力だという雑誌の記事があったが、私的には疑問。
しかし不足のない解像力である。



M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

1271ISO:800__ss1/60__f6__43mm


新しくカメラやレンズを購入するたびに、定置撮影のごとく近接撮影の実用度のテストで、腕時計を
夜、蛍光灯のさして明るくない、悪条件下で撮ってみるのだが、、、、、、
イイ写りである。トニカクぶれにくいカメラである。手持ちで三脚は使用していない。
おそらくこのカメラは、ブレによるNGは極端に少ないだろうと感じた。

撮影の基本としての機材選択は、被写体に最適なレンズとボディを撮影環境に応じて組み合わせる、、、、、、、、というのはアタリマエのことだが、
ブレないように構えてシャッターボタンを押す、、、
出来ることならば、三脚とレリーズワイヤーを使用する、、、、、、、と言うのもアタリマエのことだが、、、、、、
この、アタリマエのテブレが(フォーカルプレーンシャッターのブレも含め)キレコミを悪くしている。
優秀なレンズであっても、ブレが加わってはNGである。
長年使ってきたニコンのVRレンズも、テブレにはカナリ強いと感じていたが、、、、、、OM-Dのボディ内手ぶれ補正は、それに劣っていない?と感じている。


M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

1272ISO:200__ss1/125__f7,1__50mm

1272aISO:200__ss1/100__f6,3__50mm


M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

1272bISO:200__ss1/320__f10__43mm

1272cISO:200__ss1/250__f106__22mm


M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

1273ISO:200__ss1/250__f9__50mm



M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

1273aISO:1000__ss1/100__f6,3__50mm

サボテンの花
花も華やかさとか、艶っぽさとか、粋とかの表現を描写するのは得意ではないようだ。
ここは撮影者の光を捉えるセンスが問われるところではある。

しかし、記録性が悪いわけではない。
可変モニターもあり、撮影ポジションはカナリ自由度が高い。


M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

1274ISO:200__ss1/200__f9__43mm

1274aISO:200__ss1/160__f8__43mm

標準ズームの位置づけであろうキットレンズは防塵防滴である。
コノレンズがなかなか良いのである。マクロポジションは43mmで固定される。
43mmマクロレンズが付属しているような感じである。
ニコンレンズに、以前、35mm-70mmF2,8という隠れた切削レンズの銘玉があったが、35mm時でMFのマクロとなった。
すばらしいキレコミと描写だったが、、、、、、
このオリンパスレンズのマクロの描写も,なかなかイイ感じである。

ビジュアル取材の記録、、、という意味ではこのカメラはイイ。
マイクロフォーサーズというシステムが、小型軽量という付加価値を生み出したわけだが
被写界深度の深さはビジュアル記録の場合は最大の長所になった。
撮影する、、、、と言う動作において、このカメラはストレスを感じさせない。



M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

M,ZUIKO DIGITAL 45mm f:1,8

1275ISO:200__ss1/320__f10__22mm

1275aISO:200__ss1/250__f7,1__12mm

1275bISO:200__ss1/320__f8__12mm

1275bbISO:200__ss1/800__f5

早朝でのスナップ。朝日の太陽光はクリヤーにモノを浮かび上がらせてくれる。
斜光線は、情緒ゆたかなライティングだ。
45mmF1,8である。正午ごろという陽のマワリコミもありフラットだが、カッチリとした写りである。




M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

1276ISO:200__ss1/250__f9__50mm

毎年咲く庭の花だが、花期は短く、一ヶ月足らずである。


M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

1276aISO:200__ss1/125__f4,5__12mm

1276bISO:200__ss1/125__f5__12

1276cISO:640__ss1/80__f6__43mm

朝の散歩

山荘の庭から

朝の散歩。



M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

1276dISO:200__ss1/160__f7,1__50mm

1276eISO:200__ss1/80__f3,5__12mm

1276fISO:200__ss1/400__f11__38mm
庭のヤマサクラ。海抜1200mmのコノ地域ではコノ時期に咲いている

山荘のリビング

本栖湖の水辺から

液晶モニターを見ながらの撮影が、格好がワルイとか、、、カメラはファインダーを覗いて撮らねば、、、、とか、、、、、
入っている人たちもいるが撮影スタイルはヒトそれぞれでよいだろうと思う。
私はフィルムの時代に育ってきたし、カッチリ撮りたいモノは二眼レフのローライを多用してきたから、ライブビュー撮影というのは、むしろ撮りやすいと感じている。
可変モニターはポジションが自由になるから実に楽である。

D700の、4分の1の素子面積だが、、、、、D4で撮る動態被写体以外ならば十分である。
生活環境の記録やメモリアルフォトやビジュアル資料の取材ぐらいならば何の不足もない描写である。
A2までは自宅のプリンターでも伸ばしている。

150mm〜300mmあたりのレンズの描写が、今のところ自分の好みから少し外れているように感じている。


M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

1277ISO:200__ss1/125__f5,6__15m

1277aISO:250__ss1/60__f6,3__50m

1277bISO:200__ss1/160__f5,6__12m
トライアルマシンに乗り始めてから、43年が過ぎた。年も取るはずである。細く長く乗り続けているからナントカ乗れているが、、、、。
トライアルレーサーに比べたら、、、、カメラは安いしアブナクもない。


M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

M,ZUIKO DIGITAL 45mm f1,8

1277cISO:3200__ss15__f4,3__18mm

1277dISO:400__ss1/60__f6__49mm

1277eISO:800__ss1/100__f1,8__-0,7

夜景を3カット。
強力な手ぶれ補正と合焦精度の確かさが、夜景撮りを楽にしてくれている。

中央のキャンドルは磁器の箇所が暗くなるのを嫌って、標準装備で付属していたミニフラッシュを使ってみたが、イイ感じで効いている。



M,ZUIKO DIGITAL 40-150mm f:4-6.3
1278
ISO:200__ss1/640__f8__111mm

フルサイズ222mmの画角である。
画角的には、ニッコール 70−300mmを使っている感覚であるが、オリンパスレンズの大きさはトテモ小さく軽い。
ビローンと長くなって長焦点レンズとなるのだが、いかにも安物のレンズという感じではある。
描写はキットレンズほどではないように感じているが、、、マァ標準的な写りではある。
少し離れてた所の花などを撮るのには、丁度良いので便利に使っている。色描写は悪くない。
強力なテブレ補正に助けられて、300mm画角の使用でも、ブレNGはない。

以外と近接撮影に強いので、使い勝手はイイ


M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

M,ZUIKO DIGITAL 9-18mm f:4-5,6

1278aISO:200__ss1/125__f7,1__43mm

1278aaISO:200__ss1/125__f7,1__9mm
雨があがって陽がさしてきた、カキツバタ

9mm広角で撮るドクダミの花。早朝の朝日で撮っている


M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

M,ZUIKO DIGITAL 40-150mm f:4-6.3

1279ISO:200__ss1/250__f10__43mm

1279aISO:200__ss1/120__f7,1__43mm

1279bISO:250__ss1/250__f5,4__132mm

12-50mmはキットレンズの標準ズームである。写りも良いし、43mm時のマクロポジションもナカナカ便利で
付加価値は高いレンズである。
私は液晶を見ながらの撮影だが、、、いわゆるLVである。
可変モニターは、ローアングルポジでは必須の部品である
雨降りの中でのスナップ。
300mm画角のレンズである。コノレンズも花のスナップにはイイ。300mm画角のレンズが小型軽量というのは便利なモノである。長焦点レンズが気軽に使えるこのカメラは、誰でもが失敗無く使えるカメラと言うことから思うとき、このカメラは、、、、、なかなかイイ。



M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3
このカットのみD700+80~400mm

1279cISO:800__ss1/80__f6__43mm

1279dISO:640__ss1/60__f5,2__26mm

1279fISO:200__ss1/100__f6,3__36mm

1279eISO:2000__ss1/200__f36__160mm
数十年間使用のチタンアイアン。
クセがなくて使いよい。操作性が秀逸である。
ウェイトは真鍮がはめ込まれている。
夜、蛍光灯の明かりで撮る。
今時の飛ぶアイアンとドライバー。メーカーはカタナゴルフ。
一昨年にフルセットで揃えてみたが、、、、どうも自分の技量では相性が悪かったようだ。
道具として悪いところはないのだが、、、。
お蔵入りである。

D4を,使わずにお蔵入りさせているのと同じような感じだ。
長年使い慣れた古いアイアンを、コノ日は使った。
パターは、オデッセイのバックストライクタイプのブレード。
新しいアイアンに馴染むまでには、3年ぐらいは掛かるだろうと言われているが、まったくその通りだなと感じている。

今時のアイアン。マルマンメガシャトル。
よく飛ぶアイアンだ。
このセットもフルで揃えが、、、、まだ馴染んではいない。相性が良いのか悪いのか、、、悪くも無さそうである。使って行くウチに解るだろう。
パターはネバーコンプロマイズ、
最近はコレが気に入って使用している。
ステンレスやチタンの光っている部分がマトモに空のブルーを拾っている。

金属の質感もイイ描写だ。古いチタンのアイアンなどの素材もイイ描写をしていると思う。
撮影の基本のヒトツに、まずは機材選択があるが、
「被写体に最適なレンズとボディを撮影環境に合わせて組み合わせる。」という基本は、ゴルフクラブのコースにおけるショットでのクラブ選択によく似ている。
14本のクラブは14本の交換レンズみたいなモノだ。
操作性がドウノコウノと、撮影技量の劣っているのをカメラの責任にしている人もいるが、ゴルフでもボールが思ったところへ飛ばないのを、クラブにせいにしている人はいる。
要するに、、道具の性能に、使う人の技量が追いついて行かないだけだろう。

思うに、、、、、道具にたいして不満が出たら、、、、即、道具を変えれてみたらよいのである。
道具との相性もあるだろうから、、、、徹底的に道具探しをヤッテ、交換しつくした果てに、、、、、、何かを覚る可能性も、無いとは言えないから。

それから、、、思うに、、、これだ!、、、と思う道具を入手出来るか否かも立派に才能のウチだと言えなくもないだろう。

M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.

1279GISO:1600__ss1/100__f6,3__50m

長年使用していたピン型の「イエスパター」キャリーフォージットと

最近エースパターにした「マレット型の「ネバーコンプロマイズ」


M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

1280ISO:125__ss1/60__f7,1__25m

1280aISO:200__ss1/100__f6__43m

1280bISO:200__ss1/100__f4__12m

1280bbISO:400__ss1/80__f5,8__40mm


M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

M,ZUIKO DIGITAL 45mm f1,8

1280cISO:3200__ss1/30__f5,6__33mm

1280ccISO:1250__ss1/100__f4,5

夜、洗面台のアカリで撮る。
ISO;3200は常用感度である。
ほぼD700に近い常用感度である。
写りも、、、、、わるくない。

光量をサホド心配せずに写せるレンズである。
コノレンズと、12mmF2と75mmF1,8と17mmF2,8ぐらいは
揃えておきたい明るさだなと感じている。

夜、蛍光灯の下で


生活の中での、もろもろのスナップ記録用カメラとして、OM-Dは、なかなかイイ、、、、、、。
長焦点のレンズが少しばかり写りに不満だが、、、、、、、、。
そのうちに、イイレンズも出てくるだろう。
75mmのレンズの描写が一流である。
要するにフルサイズ150mm画角までの写りは何の不足もないと言うことだ。
なを、互換マウントは考慮に入れていない。



M,ZUIKO DIGITAL 12-50mm f:3.5-6.3

M,ZUIKO DIGITAL 45mm f:1,8

1280dISO:3200__ss1/20__f6__49mm

1280eISO:1600__ss1/20__f6__43mm

1280fISO:1250__ss1/200__f1,8


M,ZUIKO DIGITAL 45mm f:1,8
1280GISO:1600__ss1/100__f1,8

ねこ目線までのローポジで撮るには、可変液晶の恩恵は大きい
また M、ZUIKOの12-50mmのキットレンズが、カナリ使いやすく良い写りである。
43mmのマクロポジションもイイ。他にマクロレンズを持たなくとも何とかなる。

45mmF1,8は、猫たちのスナップには使いやすい画角である。
描写力は十分秀逸である。
夜、リビングの室内灯でのスナップは、光量不足にもかかわらず、記録として通用する写真が撮れていると思う。
解放F値1,8である。、、、、キレコミはイイ。

「写真とは記録である」、、、、を最優先している自分にとって
考現学的付加価値は大きい。


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