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S5proのカットは、雨上がりの夕刻である。
SD15とD700で、道志村キャンプ場の中の
水之元を拠点に、2010秋の紅葉をスナップした。
例年よりも枯れ葉が混じるモミジであったが、ちょうど最盛期であったためかなり良い紅葉に巡り会った。
日陰の描写が難しいSD15である。イイ色を描写するためには1日の中で1時間とは無いイイ陽の時間を捉えねばならない。


1141S5pro+AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
ISO;1320__ss;1/160__f2,8__38mm


S5proの標準レンズはDX17-55mmだが、Nコートレンズの24-70 mmF2,8もイイ相性である。
雨上がりの曇りだが+0,7オーバーでの明るめに写してみた。


1142SIGMA SD15+17~50mm F2.8 EX DC OS HSM
ISO;100__ss;1/320__f2,8__38mm


1143SIGMA SD15+17~50mm F2.8 EX DC OS HSM
ISO;100__ss;1/125__f5.6__30mm

径1尺5寸ほどの水鉢もシグマにとっては苦手な近接撮影の部類に入る。
レンズとボディの合焦速度と精度は悪いが描写はそれほど悪いわけでもないと思う。
おそらく当方との相性の悪さだろう。
近接撮影では6割のカットがピンボケでNGの場合もある。
ロングショットでは何の不足もないのだが。
マクロレンズでも同じであるから、近接撮影は苦手なカメラなのだろう。

なんと言っても最も悩むのは、見た目の美しさが正直に描写されないことが多いのだ。
色描写にしても見た目と異なった写りである。
SD15だけ1台で撮りに出かける訳には行かない理由はコンナトコロカ。
D700なりS5proで撮っていて、ついでにSD15で撮ると言うスタイルならば悔しい思いをせずに済むか。
ワンチャンスだけの被写体には使えないカメラである。
アテにしないで使うサブカメラである。
いい絵が撮れることもあるのも事実である。、、、だが他人には勧められないのも事実である。

1144SIGMA SD15+17~50mm F2.8 EX DC OS HSM
ISO;100__ss;1/640__f2,8__26mm

1144aNikon D700+AF-S Nikkor 24-120mm F/4G ED VR
ISO;200__ss;1/100__f11__55mm


1145SIGMA SD15+17~50mm F2.8 EX DC OS HSM
ISO;100__ss;1/125__f5.6__17mm


1146SIGMA SD15+17~50mm F2.8 EX DC OS HSM
ISO;100__ss;1/200__f7,1__17mm

SD15の良さがわかりやすいカットである。
ボディファームで最初からシャープネスが強めの感じであるがエッジはそれほど嫌みがない。まあこれがSD15と言うモノなのだろう。
17-50mmF2,8 OSは最も安心して使えるレンズと感じている。
2mm以内の近接撮影となると30mmF1,4でも50mmF1,4でも、あるときは70mmマクロでも合焦速度と精度が私には納得行かなくなるものだ。
とにかく近場の被写体はピントが合いにくい。、、と言うより合わないのだ。
価格の差と言ってしまえばソレまでだが、ニコン35mmF1,4や50mmF1,4はピントが外れたことはない。
まあ報道機器にとっては撮影者がピントが合っているかどうか考えながら撮っていたら、撮るべき被写体の撮りたい瞬間など撮れなくなるだろう。


1147Nikon D700+AF-S Nikkor 24-120mm F/4G ED VR
ISO;200__ss;1/160__f6,3__75mm

1148Nikon D700+AF-S Nikkor 24-120mm F/4G ED VR
ISO;200__ss;1/100__f7,1__24mm

1149Nikon D700+AF-S Nikkor 24-120mm F/4G ED VR
ISO;200__ss;1/160__f8__24mm

1149aNikon D700+AF-S Nikkor 24-120mm F/4G ED VR
ISO;200__ss;1/160__f6,3__24mm
新タイプのVR24-120mmF4通しのレンズである。旧タイプもイイレンズであったが、妙にネガティブな発言をする使えない人たちがいた。
旧タイプが使えない人には、この新タイプも使いこなせないだろうと思う。
Nコーティングにより更に色描写は良くなっている。VRもイイ。何よりも顕著なのは、抜群の逆光耐性だろう。逆光の捉え方が美しいレンズである。


1150Nikon D700+AF-S Nikkor 24-120mm F/4G ED VR
ISO;200__ss;1/160__f4__40mm


1150aNikon D700+AF-S Nikkor 24-120mm F/4G ED VR
ISO;200__ss;1/160__f7,1__120mm

紅葉のピークは4日間ぐらいしかないのだが、今年の秋は紅葉のピークに合わせて滞在した。
今年の紅葉は枯れ葉が目立ち例年よりも華麗さでは負けていた。
しかしピークに居合わせれば、やはり紅葉はキレイである。
三脚を使って撮っているわけではない。歩きながらのスナップである。
近づけない場所も多い。よって24-70mmF2,8は使っていない。


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