フジS5pro/ニコンD700/ニコン CoolPix 995/シグマSD15

シグマSD15を除き、すべてJPG撮り無修正である。


1071Fuji FinePix S5pro+Ai Nikkor 24mm F2.8s

逆光での24mmである。30年ほど前のレンズであるから逆光は苦手である。まぶしい感じの描写は正直である。
まぶしい感じを再現するのには適しているのだろう。


1072Fuji FinePix S5pro+Ai Nikkor 24mm F2.8s

コレも逆光である。フレームに太陽が入りかけている。

レンズ前玉にはマスクを装着。
逆光でもプラナーほどのカブリは出ていない。


1073S5pro+F-S VR ZoomED Nikkor70-200mm F2.8G

陽の光の回り込みが悪い林の中のだが、葉の緑の色乗りはイイ方だろう。白っぽい薄緑のアザミの葉である。

200mmで。


1074S5pro+F-S VR ZoomED Nikkor70-200mm F2.8G

林の中に咲くツリフネソウ。

200mmで。


1075S5pro+AF-S VR ZoomED Nikkor70-200mm F2.8G

S5proの写りを経験すると、解像力と描写力とを同じに考えてはいけないなと感じる。
特に、被写体を再現する色描写は重要であると思う。


1076Nikon CoolPix 995

1076aNikon CoolPix 995
一昔前のコンデジである。300万画素。色描写は信頼できる機器である。


1077

1077a

Nikon D700+AF-S VR ZoomED Nikkor70-200mm F2.8G

リビングルームの室内蛍光灯の下でのスナップ。
私のイスの上でないとコノ子は落ち着いていない。
すっかりコノ子の定位置になってしまっている。
生まれたのも私の布団の上である。
外に出たがらないので、まったくの室内ネコである。
母親ネコがペルシャミケのため少しばかり毛が長いところがある。


D700とコノレンズで、撮れない撮影環境は滅多にない。
ただし、雨の中では、オリンパスを凌ぐ防滴性能はないだろう。


1078Nikon D700+AF-S VR ZoomED Nikkor70-200mm F2.8G

このカットは夜ではない。
僅かに北窓からの採光、逆光ではあるが。
ISO:1600_ss1/125_f2,8_200mm


1079Nikon D700+AF-S VRZoom NikkorED 24-120mm F3.5-5.6G(IF) 1079aNikon D700+AF-S VRZoom NikkorED 24-120mm F3.5-5.6G(IF)

小雨の中でのスナップ。
コノレンズもモデルチェンジされニューバージョンとなった。

新レンズはF4通しである。
この旧タイプもイイレンズなのだが妙に毛嫌いされて掲示板などのネガティブキャンペーンの格好の対象になっていた。
24−120mmのズーム幅を使い切れない人たちが発売当初起こしたネガキャンが今になっても一人歩きしている。


1080SIGMA SD15+17~50mm F2.8 DC OS HSM

晴天と、晴天以外の日陰など光量不足の撮影環境では、まるで機種が異なるごとく色描写が急変するカメラだが
このカットはイイ感じで記録出来ていると思う。
SD15は撮影環境に左右される道具だ。
幌のないオープンカーの様なモノだ。


1080aSIGMA SD15+17~50mm F2.8 DC OS HSM

1080bSIGMA SD15+17~50mm F2.8 DC OS HSM

SD15の描写は硬質なものほど相性がよいようだ。
S5proのように、艶、潤い、華のある写りではない。
しかし建築物のような無機物の描写はイイ。
ゴルフクラブなどの硬質な描写もイイ。
花の写りは色描写を含め難しい。もちろん、すべてダメというわけではないのだが。
花は、S5proかE−3に任せた方が確かだと思う。

そして、一瞬を切り取れるのは、D3s/D700そしてE−3である。
当然ながらコンティニアスAFの合焦速度と精度、共にである。
光量不足の環境では、D3s、そしてD700となる。
8コマ、9コマのコンティニアスAFの連写を含めてである。
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結局は、業務で使えないようなカメラでは、生活記録も満足には残せないだろうと思う。
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SD15の問題点のヒトツに、後処理に時間が掛かりすぎることがある。

JPG撮りっぱなしの画像が被写体色の再現に乏しく使える画像が少ないためRAWで撮らざるを得ない故だ。
自分の空き時間に余裕のある人がどれだけいるのだろうか?

記録として残す場合、色描写は重要な要素である。
月日をさかのぼって、この日はまだ紅葉ではなかったとか、
この年の夏は葉の色が悪く枯れ葉が目立つとかの記録には、被写体の色の再現性が大切だ。
スグ側にあるものなら見ながらいろの処理も出来るが、風景などは記憶では再現性が難しいので、D700かS5pro、またはフジのコンデジF200EXRかF300EXRで撮っておいたモノを参考にして、SD15の色処理を行っている。
私にとってはウソの記録は役に立たない。

17-50mmEX DC OS HSM のようなイイレンズが発売され、
かなり写りが良くなったため後処理も楽にはなってきたが、JPG撮りっぱなしのようなわけには行かない。
JPG、Raw同時保存でJPGを色サンプルの基準としてレタッチをすることも同時保存でないために不可である。
その前に信頼できる色描写のJPG撮りが出来なければ定規としての意味を持たない。
JPGでの色再現性は、おそらくカメラファームで解決出来ることではないかと門外漢としては感じるのだが。

先日SPPソフトが、SPP4,2に更新された。
改良されていて画調を整えるのが多少楽になったようだ。
シグマさんも懸命に努力されているのだとは思う。
追加で早急に、こまかなWB設定のケルビンスライダーが欲しいものである。

シルキーピクスの対応が未だである。
マイナーな機種への対応は遅れても仕方ないかなともおもう。
そういえば、SDユーザーのライトルーム使いやシルキーピクス使いやフォトショ使いを、あまり聞かないような気がする。

JPG展開で「460万画素機」であるが、撮る条件さえ適して、ウマク撮れていれば、
SSP出力2倍でA2まで伸ばしても見られる絵が出力されるのは、やはりスゴイことではある。

補間処理の技術次第だろうが、S5proで撮ったポートレートがサービスセンターの壁にパネルとなって掛けてあったのを見かけたことがあった。
1Mx2Mぐらいのパネルであったが、イイ絵であったのを記憶している。


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