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このホームページも100ページを重ねました。総カット数約1500カットぐらいか。
100ぺージ記念にSD15を入れたわけではないが、たまたまそうなった。
後処理を必要とするためにビジネスツールとして使うのには制約が多すぎるが、
プライベートツールとして使うのには魅力がいっぱいである。
あらためて小型軽量の良さも見直している。
DP1とセットでの使い方も良いかもしれない。

私は道具を使うに当たって、格別に一メーカーのファンというわけではない。
カメラを改造したりもしない。レンズはボディメーカーの純正が基本。
工具であれ、車であれ、バイクであれ、カメラであれ目的に添ったモノを目的に逢わせて持つ気持ちは変わらない。
目的に対し、出来るかぎり最適な選択をするだけである。

とは言え、人の気持ちというモノは伝わってくるモノだ。
SIGMAさんがフォベオンに掛ける情熱というようなモノが、DPシリーズにもSDシリーズにも感じられるからだ。
大企業は世界のオンリーワン商品の位置をキープすべく名誉をかけているのだろうが、SIGMAもソレナリにオンリーワンの努力を懸命に数年先の完成点を目指して、現時点での最大の努力をしている気持ちが、近頃のレンズやカメラから伝わってくるのである。特にレンズから〜。
それは、あまりにも買いかぶりだよ、と人は言うかもしれない、がSD15を使ってみるとこのカメラを作り上げようとする人たちの気持ちが、
ボディやレンズから、妙な気持ちであるが伝わってくるのである。
その根拠は?動機は?物証は?状況証拠?などと問われても困るのだが、、、、。


991SD15+MACRO 70mm F2.8 EX DG

991a S5pro+AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
夏は毎年、庭には百合の花が咲く。
ボディにSetするレンズが、ボディメーカーの純正レンズの場合とうぜんながら相性は良い。
メーカーの「人、金、モノ、時間、情報」をつぎ込んで最適最高のモノを作ろうとしているのだから純正パーツを使用する価値は多大にあるだろう。
信頼性も高いだろう。
SD15の場合はSAマウントしか選択肢が無いことはメーカーも解っている。それだけにSD15に組み合わせるレンズは十分考えられて作られているのではないかと思わせる「マクロ70mm」の描写だと感じている。
S5とはトテモ相性の良い最適なマイクロである。Dタイプレンズもキレのよいレンズだ。
オールマイティに使うのならDタイプよりもGタイプが自分ではお奨めかなと思う。
D700でもベストな写りである。チョットばかり硬調のレンズかな?

991bNikon D700+AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED

D700は、純正レンズならばどのレンズと組み合わせても調光に狂いはない。
歪曲や収差の自動補正はNレンズ群でなければ恩恵は受けられないが。
新開発のレンズほど個性が無くなってきたと言う言葉が、妙に流行言葉のように一人歩きをし始めた。
個性とは?何か?
短所も有れば長所もある、という解釈なれば別に取り立てて言うほどのことでもない。アタリマエのことだからだ。

平均レベルの性能の中に一点だけずば抜けた分野の性能を持つことか?。

どんなこと、いかなる環境でもポジティブに付加価値を創造して行く才能か?
個性を生かすも殺すも他との関係性無くしてはかなえられないだろう。一人勝手な動きでは今やどの分野であろうとネットワークの関係性を無視してポテンシャルは発揮できないだろう
個性と癖とは違う。癖が悪いとは言うが癖がよいとは言わない。人で言えば感じ方考え方が行動に出て癖と言われるようになり、生活習慣となって行く。生活習慣は人生をカタチ作り、そのひとの人生そのものになって行く。

個性とは、性格や個人主義やわがままや無知とは別物だ。価値観の違いなどと言って対話を打ち切って逃げるのも、たんに物事を知らなさすぎるだけだ。

個性も癖も見せない道具を使うとき道具のせいには出来ない。
すべて使用者に結果がゆだねられるから。
道具の使用者の才能がさらけ出されるのが新しいタイプのレンズとボディかもしれない。

カメラが完成に近づくほど、誰が撮っても同じ画調で撮れるようになるのは、ビジネスツールとしてはアリガタイ。
組織で仕事をしている場合、撮る人が限られたり撮る人によって画調が異なるのは困るからだ。
だがセンスだけは人それぞれだ。設定などの技量はカメラ任せで、センスだけの違いになってくるだろう。
しかし個人の場合は、カメラポジションに自分を置くことこそが、大変ハードルの高いことなのだが。


992Nikon D700+AFs VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G

夏になると咲くサルスベリ、百日紅ともいう。
白い花の種類もある。
10センチぐらいの丈から花を咲かせている。
空ヌキで見るとイイ花である。


993Nikon D700+AFs VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G

D700と105mmの組み合わせは使いよい。
D700はD3同様に合焦速度と合焦精度は秀逸。
風に揺らぐ花弁に葉の間から確実に合焦する。
三脚を使わない自分には適している。


994Nikon D700+AF-S VRZoom NikkorED 24-120mm F3.5-5.6G(IF)
120mm__ISO;400__ss1/400__f5,6


ネガティブキャンペーンをずいぶんと張られたレンズであったが、使い切れない人には使い切れない、付加価値の見えないズーム幅だったのだろうと思う。
VRと24mmから始まるズーム幅がコノレンズの肝であったのだが、肝を肝として活用できない人たちが多かったのか?
操作性とシャープネスの効いた解像感ばかりに目を奪われがちだが、
優しさのある階調性の描写をするのがこのレンズキャラクター。

周辺の像の流れ、収差、周辺減光などレンズの味だ。昔は良くわざと周辺を焼きの時に焼き込んだモノである。

このネコはいつも散歩をする遊歩道に住み着いていてネコ好きの人たちが世話をしている。
ノラのネコだが人なつっこくてきれいなネコだ。
こういうネコとの出会いでは、自分が動けない分、24−120mmのズーム幅はありがたいものだ。
D700の合焦速度と精度に不安はない。とにかく被写体が動いていても確実に捉えてくれる。

コノレンズも廃盤となった。
モデルチェンジの新レンズは9月末だろう。


995リコーGRDV
合焦速度の遅さと、寄ったときの合焦精度に納得の行かないところがあるのだが、写りはイイ。
やはり、コンデジでもレンズ次第で写りも違うなと感じる。
合焦速度の遅さと、光量不足の環境での合焦精度の不確実ささえなければ、良いコンデジなのだが。
長所が有れば短所もあるのが、世の常か。
制作者側から見れば、コンデジの価格帯というお客様目線のリミットがあるし。
しかしGRDVはコンデジの中ではオンリーワンと言っても良いくらいの高価格帯にいる。
コンデジとしてのデザインと言うより道具としてのデザインが優れている。
似ているが別物のSIGMA DPシリーズがある。こちらはSD15と同じフォベオン素子である。
操作性は劣るとしても写りは素晴らしいものだ。


996a

997

998

S5pro+Tokina AT-X535 AF PRO (50-135mm) F2.8

トキナーのレンズは、かってトキナーカラーと呼ばれていた頃の、イイ色乗りがある。
このレンズには丈夫な三脚座が付いている。


999-018~50mmF2.8~4.5 DC OS HSM 999-118~50mmF2.8~4.5 DC OS HSM 999-2MACRO 70mm F2.8 EX DG

SIGMA SD15
このカメラは特に暗部の描写の生かし方で雰囲気が変わる。
アナログチックな描写が他機種と異なる特質かな?
キットレンズも安価なレンズにしてはイイ写りだと思う。
SD15に、ニコンやキヤノンなど他機種の描写を求めるのは適切ではないように思う。
むしろ別の意識で使う描写こそSD15の得意技だろう。
このキットレンズの巷の評判は、周辺部が流れるとかアマイとか相変わらず病理学的な視点からだ。
ニコンVR24-120やVR18-200に対する変質的な解剖と似ている。
写真は記録だ。記録したいとき、限定された持ちタイムの中で、求める焦点距離が手元にセットされているかどうかが最要点だろう。
商品計画的な言葉を使うならば機会ロスをどう考えるかだろう。

レンズを組み替えるヒマがあるのなら、被写体に対して最適なレンズに、組み替えれば良いし、ボディとレンズの選択さえチェンジ出来るのだから。

SIGMA SD15
ノラのトラちゃんだが、近所の人が皆で世話をしているようすだ。
簡素だがネコハウスが作ってあった。
風通しが良く涼しそうである。
冬は冬で暖かいネコハウスにしてあげるのだろう。

当家の猫たち3匹は、エアコンの効いた室内ネコだ。でも私の今年の夏は屋内熱中症にかかっているかのようにだるく、ボ〜としている毎日が続いている。


999SIGMA SD15+MACRO 70mm F2.8 EX DG

999aS5pro+AF-S DX ZoomED Nikkor17-55mm F2.8G(IF)

999bD700+AF-S VRZoom NikkorED 24-120mm F3.5-5.6G(IF)
シグマのマクロはSD15に組み合わせると
他機種でSetしたときと写りがどこか違う感じである。多分フォベオンとベイヤーの違いだろう。LPFナシのボディ故か。

17-55mmはS5proに最適な標準ズームだ。
単焦点レンズを凌ぐ描写である。
雨上がりの緑の葉と黄色い花。結構見かける草花である。
ビジネスと動態被写体に使うD700である。光量不足の撮影環境でも記録できないことは滅多に無い。D700とVR24−120mm の組み合わせは、レンズ一本だけの制限が掛かるときの組み合わせである。


1000SIGMA SD15+MACRO 70mm F2.8 EX DG

1000aSIGMA SD15+MACRO 70mm F2.8 EX DG

1000bSIGMA SD15+APO 50~150mm F2.8 ll EX DG HSM
飛び回っているハチが一時花にとまる。
その時を狙ってシャッターを切るのだが、合焦速度の遅いSD15は、D3やD700なら、ぴたっと合うピントがナカナカ思うようにならない。

夏の間中咲き続けている小さな花だが、
色が良いのでなんとなく撮ってしまう。
他人様が育てている花を見ていると四季の移り変わりがよくわかって散歩も楽しいものだ。

1000cSIGMA SD15+APO 50~150mm F2.8 ll EX DG HSM

今年の夏はアサガオの花を見る機会が少なかった。春が遅かったせいか?
薄い青紫の花が咲いた。

良い色描写のレンズ、と言うのがコノレンズの第一印象。
写りもヌケもキレコミも十分にイイ。SD15の場合、35mm換算で85mm〜255mm。

適度のハレーションと反射の良さは、フォベオンの良さなのか?。
SD15に組み合わせるから良いのかどうか解らないが気持ちの良いレンズである。
似たような焦点域のDXレンズでは、トキナーの50−135F2,8をS5用に使っているがキャラクターは異なる、シグマのコノレンズをS5に組み合わせてみたい気持ちがしている。

このカットは、RawをSppソフトで現像しているが、すべてライトルームの方が良い画像処理をしてくれるわけでもないようである。
両方で現像してみて、良い方を残すようにしている。
光量不足の環境のカットは、ライトルームの方が処理しやすいように感じている。

私と同じような撮影目的で写真を撮っている人たちには、多少は参考になるかもしれないと思い、感じるままを記してきた。
掲示板などでは有益な情報であろうと思いつつ書き込んだことが、いやな思いになって跳ね返ってくることもある。
コミニュケイションの付加価値は表面ヅラで妥協した予定調和ではないと考えるのだが。
本来どうあるべきかを対話することが、大きな付加価値を見いだすことにつながるのではないか、と思う今日このごろである。
当方はクリエイターのプロとして、ものの感じ方、考え方、捉え方は、アマチュアの考える先の先の先ぐらいまで深く考えることが生活習慣となっている。
考えて考えて、もうコレで良かろうとたどり着いたところから、プロの思索のスタートが始まる。


たまたま掲示板の書き込み情報から、27年ぐらい前に造形プロデュースをした信州の龍神祭りの、近頃の盛大に町おこしが成功した祭りの写真を見せていただいた。
現在は現場の仕事はコンサルするぐらいのことしかしていないが、かって自分が先導したプロジェクトが一人歩きして成長している姿を見せてもらった。
過去の成功にこだわっていると先に進めない世界に居る自分ゆえ、かたっぱしから忘れてゆくけれど、ガメラやギャオスやジグラのデザインや、仮面ライダーの怪人の造形など300体以上に上る造形等のキャリアから学んだいろいろな事柄は、やっぱり今の自分を、幸せにカタチ作っているのだなと、晩年になって思っている。



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