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−1935年製− 昭和12年(1937)6月、支那、奉天にて購入とある。 私の誕生記念に購入との記録が残っている。 飛行機乗りであった父は隊長機の機長として飛行中に 大陸の上空からの写真をこの写真機で多く残していた。 実働しているこの機種は、 現在おそらく非常に少ないだろうと想像する。 現代のカラーフィルムでも、見事な描写を見せるものだ。 右の写真は、あり合わせのISO800ネガフィルムでスナップしたモノをスキャンしている。 ISO100以下のフィルムで撮ればカッチリとした描写である |
ISO:800のカラーネガからのスキャン画像 カラーフィルムのない時代のレンズである。 当然ながらモノクロフィルム使用の場合キレコミは数段上である。フードを装着していないためにレンズに陽があたり左上にハレーションが入っている。 70年前のフィルムのISO感度はどれぐらいのものであったのだろうか |