Fujifilm X100

Fujifilm FinePix X100 23mm
ISO:800_f:11_ss:1/750.
【PROVIA】

23mmF2,0の単焦点広角レンズがボディに固定されたカメラである。
レンズ付きのレンズを外して交換できないタイプのボディである。
ボディと素子に合わせてチューニングされた描写は、当然とは言え秀逸だ。
どのレンズにでも調子を合わせねばならないレンズ交換可能なボディでは、この写りはムリなのかも知れない。この価格から思えば、描写は特筆すべき優秀さだろう。

s5proの色描写は群を抜いて良かったが、X100はS5proを超えた描写の部分も感じられる。
しかし、S5proの艶のある描写は独特ではある。

APS-C/23mmの10センチの近接マクロは優しくはない。

23mmレンズのマクロであるからムツカシイのは当然であるが撮れたときはイイ写りだ。ムダボケのない被写界深度の興味深いマクロである。

S5proで、銘玉といわれた「AF Zoo Nikkor35-70mm F2.8D」を、35mm時のマクロポジションで撮った絵に似てはいるがソコまでのキレコミは超近接撮影においては無理かな?という感じを受ける。

シルキーピクスがRawファイル用に付属するが、S5もそうだが、JPG撮りっぱなしに価値を見いだすカメラだろう。
しっかりと撮影すればJPG撮りの方が、なまじシロウトがRawファイルをCG処理するよりは、はるかに良い絵が記録できるだろう。
S5の場合はカメラ設定を反映する専用ソフトが有ったが、現在は反映するソフトは存在しない。


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